1999 年夏に高円宮殿下および高円宮妃殿下のアルバータ大学御訪問の際、日本語・日本文化教育センター（ジャパン・センター）の 披露にお立会いになりました。高円宮憲仁親王殿下の早すぎる御薨去のあと、フレーザー学長が高円宮妃殿下にアルバータ大学として センターの名前を変えることにより高円宮殿下に敬意を払いたい旨を御相談申しあげ、高円宮妃殿下の許可を頂きました。2004年6月10日に アルバータ大学において高円宮日本教育・研究センターとして正式に改称される運びとなりました。

センターは、 1996年の開設から、北アメリカにおいて日本語や日本文化の教育方法に大きな影響をもたらすことを目標としてきました。 センターの任務は、人文科学・社会科学・美術・ビジネス・教育・工学・科学・厚生科学などのさまざまな分野に携わるこれからの専門家達に 日本語や日本文化教育において卓越した知識や情報を提供することにあります。

高円宮日本教育・研究センターは、コミュニティーのいたるところより教育者や学生や資料を結集させます。現在は教養学部東アジア学科内に あります。学部生・大学院生向けのプログラムと並行して、専門能力開発プログラムにも重点をおいています。センターは日本語や日本文化の 教育者を効果的に養成する画期的なモデルに基づき建設されました。 現時点では、東アジア学科教授3名および教育学部教授１名の計4名が センターに積極的に携わっています。

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